ミラン本田の今季最終戦、伊紙が“1億ユーロの男”を苦しめたと評価 ボールロストの多さに苦言も

”1億ユーロの男”への対応は「十分に尊大でポグバを苦しめた」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、21日のイタリア杯決勝ユベントス戦で120分間プレーしたが、チームは延長後半5分、ユベントスFWアルバロ・モラタのゴールで0-1と惜敗した。イタリア地元紙は移籍金「1億ユーロ(約126億円)の男」と称されるフランス代表MFポール・ポグバを苦しめたと、守備面での本田の奮闘を評価する一方で、あまりにも多いボールロストの回数や決定力不足に苦言を呈している。

 セリエA5連覇の絶対王者を相手に、ミランはここ1カ月間の体たらくが嘘のような勇敢なプレーを見せつけた。延長戦で敗れたものの、ユーベのプレッシャーと対抗し続けた。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は本田に6点の高評価を与えている。これはチーム最高点だったイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラの6.5点に次ぐものだった。

「十分に尊大で、よくポグバを苦しめた。ディフェンスラインに貢献していた。前半はいいゲームをしたが、時間が経つにつれて、調子が落ちた。試合終了には3回に1回、28回もボールを失った」

 

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