中国は「日本と豪州を越えなければ…」 W杯アジア最終予選の組分けに海外紙指摘

日本、オーストラリアと同組となった中国【写真:Getty Images】
日本、オーストラリアと同組となった中国【写真:Getty Images】

日本、豪州と同グループの中国、最終予選突破の可能性に香港英字紙が言及

 アジアサッカー連盟(AFC)は1日、マレーシアのクアラルンプールで2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせ抽選会を実施した。W杯7大会連続出場を目指す日本はグループBに入り、オーストラリアや中国など同組となったなか、香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は「日本とオーストラリアが、中国のW杯の夢の前に立ちはだかる」との見出しで注目している。

 グループBに入ったのは、日本、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、そしてベトナムの6カ国だ。最終予選は9月2日に開幕し、来年3月29日の最終節までホーム&アウェー方式で争われる。アジアの出場枠は開催国カタールのほかに「4.5」で、各組上位2チームがW杯出場権を獲得。3位チームはプレーオフに回り、勝者が大陸間プレーオフに臨み最後の1枠を懸けて戦う。

 この抽選結果を受けて、「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」紙は「中国は次のカタールで開催されるW杯に出場するためには、日本とオーストラリアを越えなければいけない。李鉄監督の率いる代表チームは、アジア予選で他の上位2カ国となるイラン、韓国との対戦は免れた。いずれにしても、アジアで最高の12チームだけが残っており、簡単な試合などない」と、報じている。

 2次予選の最後の4試合に勝利し、最終予選進出を決めた中国代表の李鉄監督は「とても良いグループだ。私たちは最善を尽くす」とコメントし、日韓大会以来、通算2度目となるW杯出場に向けて、前向きに語っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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