「厳しいグループ」 森保監督、W杯最終予選の対戦国を警戒「力のあるチームばかり」
B組に入った日本はオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムとの対戦が決定
日本代表の森保一監督は、1日に行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選の組み合わせ抽選会の結果を受け、アジアサッカー連盟(AFC)の中継インタビューで「非常に力のあるチームばかりで厳しいグループ。我々もベストを尽くして戦いに臨みたい」と話した。
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W杯アジア2次予選で日本は、グループFを8戦全勝で突破。6月18日に国際サッカー連盟(FIFA)が発表したランキングでアジア最上位となり、イランとともにポット1に入った。そして、日本はB組でオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムとの対戦が決まった。
森保監督は9月から始まる最終予選を見据え、メンバー選考について「たくさんの選手が日本のために戦ってくれている。W杯に出たいという思いでレベルの高いポジション争いをしているので選ぶのは大変。しかしながら、その時のベストな編成で最終予選を戦いたい」と話している。
最終予選の前には東京五輪にU-24代表チームが臨む。DF冨安健洋らすでにA代表での出場を重ねている選手もいるが、「オリンピックに向けて若い選手が成長してくれて、選手層が厚みを増しているのは良いこと」ともコメントした。
そのうえで、最終予選に向けて「一戦一戦を大切に、目の前の試合に向けて最善の準備をして勝利に向かい、戦いに挑むという当たり前のことを、当たり前に実践できるようにしたい。非常に力のあるチームばかりで厳しいグループ。我々もベストを尽くして戦いに臨みたい」と、約半年間のホーム&アウェー方式で全8試合を戦う予選を見据えた。
アジアの出場枠は開催国カタールのほかに「4.5」で、各組上位2チームが出場権を獲得。3位チームはプレーオフに回り、勝者が大陸間プレーオフに臨む。日本は1998年フランスW杯への初出場以来、7大会連続の出場を目指して戦う。