冨安健洋は「トッテナムが必要とする契約」 現地ファンの声に英メディア注目
トッテナムの「交渉開始」を受け、現地ファンの反応に焦点
プレミアリーグのトッテナムは、来季に向けてボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得を狙っている。1500万ポンド(約23億円)での契約成立を目指すとされるなか、英メディアは現地ファンの反応に注目し「トッテナムが必要としている契約だと考えている」と指摘した。
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冨安は2019年夏にボローニャ加入後、主戦場のセンターバック(CB)だけでなく、両サイドバック(SB)でも遜色ないパフォーマンスを発揮。すでにACミランやアタランタといったイタリア国内クラブからの関心が伝えられていたが、ここに来てプレミアリーグの“ビッグ6”の一つであるトッテナムが獲得に乗り出した。
英紙「ザ・サン」紙によると、同クラブは1500万ポンド(約23億円)での獲得を目指しているとされ、契約交渉へ発展する可能性が指摘されていたなか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は27日に「交渉開始」と報道。同メディアによると、新指揮官選びが難航しているトッテナムは、今季からスポーツディレクターに就任したファビオ・パラティチ氏が冨安獲得にアプローチをかけたとされ、ボローニャ側は移籍成立へ1700万ポンド(約26億円)を要求しているという。
今後は契約交渉の行方が注目される一方、英メディア「HITC」は現地ファンの反応に焦点を当てている。SNS上には「良い契約だ」「絶対に素晴らしい選手になる」「契約すべき選手」「ユーティリティプレイヤーは稀…契約を成し遂げてほしい」といった声が上がったことから、記事では「冨安は1500万ポンドで『良い契約』になると指摘する人がおり、これこそトッテナムが必要としている契約だと考えられている」と綴られた。
初の海外移籍となった2018年のシント=トロイデン(ベルギー)加入から4年が経ち、今やプレミアリーグの強豪クラブから熱視線を送られるまでに成長した冨安。欧州でのキャリア5年目となる来季を、どのリーグで迎えるかに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)