浦和、GK鈴木彩艶の“資格認定”ミスはなぜ起きたのか Jリーグ側のチェック機能にも疑問

浦和レッズのU-24日本代表GK鈴木彩艶【写真:Getty Images】
浦和レッズのU-24日本代表GK鈴木彩艶【写真:Getty Images】

Jリーグへの申請不手際を浦和が謝罪、20日の湘南戦はエントリー資格がない状態で先発出場

 浦和レッズのU-24日本代表GK鈴木彩艶は、23日に行われたJ1リーグ第19節柏レイソル戦(2-0)でベンチ外となった。この件についてクラブは同日、「クラブからJリーグへエントリーに必要な申請が行われていなかった」と発表し、謝罪した。一方で、経緯が説明されたオンライン記者会見の過程では、Jリーグ側のチェック機能にも疑問が持たれることが浮上した。

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 鈴木は22日に発表された東京五輪のU-24日本代表メンバー18人からは漏れたが、4人のバックアップメンバーに名を連ねた。そのなかで、23日の柏戦はベンチ外。GK西川周作がスタメンに入り、ベテランのGK塩田仁史が控えに回った。その理由が、新型コロナウイルスに感染していないことを証明するためのPCR検査の受診と、それに対する申請に不備があったことだった。

 浦和の説明では、鈴木がU-24日本代表の活動で不在の間にJリーグ公式検査が行われたため、代表活動中に受診したPCR検査で陰性だったことをJリーグエントリー資格認定委員会に申請し、エントリー資格の認定を受けなければならなかったが、クラブがその手続きを怠ったということだった。そして、6月20日に行われた湘南ベルマーレ戦(2-3)では、エントリー資格がない状態で試合に登録され、出場したことも合わせて説明されている。

 この件について戸苅淳フットボール本部長は23日夜にオンライン会見を行い、その経緯について「本日の試合のエントリーを行う準備をしたところ、クラブスタッフが、(鈴木に)エントリーする資格がないことを確認し、Jリーグに連絡した。15時くらい(キックオフは19時)のこと」と説明。湘南戦にエントリー資格がない状態で鈴木が出場したことも、Jリーグから指摘を受けたわけではなく、浦和側からの報告を行ったと話した。

 今回のように、リーグの公式検査を受けられなかった場合には、別途PCR検査を受け、その結果を報告しなければならない。そして、それについては「申請を確認して、ネット上でエントリー資格認定委員会が試合前に行われるので、その承認を得る。承認を得たことを確認することが、ネット上でできることになっている」と説明された。

 一方で、試合の出場選手がこうした検査をパスしているかどうかについては、「メンバー表を提出する時に、リストを照らし合わせるわけですので、その時にJリーグ側がチェック機能を働かせる。マッチコミッショナーがチェックする仕組み。メンバー表とエントリー資格認定されたリストを照らし合わせる」という説明だった。

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