「来季必見のアジア6選手」を海外誌選出 日韓から各3人…「新進気鋭のスター」は?
来季の活躍が期待されるアジア人選手6人を特集、ソン・フンミンや久保建英に注目
イングランドのプレミアリーグやスペインのリーガ・エスパニョーラを中心に欧州トップリーグでアジア人選手の活躍が広がっている。英国発祥のカルチャー誌「タトラー」香港版は、2021-22シーズンの欧州で「“必見”のアジア人選手6人」を特集。アジアを牽引する日本と韓国からそれぞれ3選手が選出され、日本では去就が注目されるMF久保建英らが名を連ねた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
「来季のヨーロッパで見るべき6人のトップ・アジアン・フットボーラー」と題された特集記事で、真っ先に名前が挙がっているのはトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンだ。「トッテナム・ホットスパーのスターティングイレブンでほぼ不動の地位を築いている」と称されるストライカーは、昨季プレミアリーグ4位タイの17得点をマークするなどアジア人の中では頭一つ抜けた活躍を見せた。
ソン・フンミンは韓国で人気の「辛ラーメン」の広告に登場するなど、母国ではすでに多くのブランドの顔になっているとその絶大な人気が伝えられている。新シーズンも最も活躍が期待されるアジア人選手の1人であることは間違いなさそうだ。
それに続くのが、久保だ。昨季は前半戦にビジャレアル、後半戦にヘタフェへ期限付き移籍したが、思うように出場機会を得ることができない試練のシーズンとなった。それでも最終盤の第37節レバンテ戦(2-1)では豪快な左足のミドルシュートで決勝点を挙げ、ヘタフェを1部残留に導いた。記事では「新進気鋭の日本人スター」と称され、「レアル・マドリードに戻り、リーガ・エスパニョーラでスタメンの座に挑む」と“白い巨人”での奮闘に期待を懸けられている。
3番手にはバレンシアの韓国代表MFイ・ガンインが選ばれているなか、4番目にリバプールからサウサンプトンへ期限移籍中のMF南野拓実、5番目にサンプドリアのDF吉田麻也が名を連ねる。
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア予選で7戦連続ゴールを記録している森保ジャパンのエースFW南野は、来季リバプールでポジション争いに挑むことが予想されている。エジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネ、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタら強力アタッカー陣の間に入ることができるかが注目ポイントだ。