古巣マンU復帰の可能性が報じられるC・ロナウド、18年前に要求した背番号とは?

マンU加入当初のC・ロナウド【写真:Getty Images】
マンU加入当初のC・ロナウド【写真:Getty Images】

ベッカムが背負っていた「7番」ではなく、スポルティング時代の「28番」を要求

 ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの背番号といえば、誰もが「7」を連想するだろう。自身のブランドの名前も「CR7」と、頭文字に背番号を並べている。今でこそ「7」を連想させる存在となったロナウドだが、マンチェスター・ユナイテッドに加入した2003年は、別の背番号を要求していたという。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

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 ユベントス退団の可能性が報じられているロナウドだが、移籍先候補に浮上しているのが、古巣でもあるマンチェスター・ユナイテッドだ。すでに2年契約のオファーを受けたとも言われているなか、記事ではロナウドがユナイテッドに加入した当時の逸話を紹介している。

 2003年夏、ユナイテッドは元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムをレアル・マドリードへ放出。チーム最大のスター選手の代役として、ユナイテッドは当時パリ・サンジェルマンに在籍していたブラジル代表FWロナウジーニョの獲得を目指していた。しかし、ロナウジーニョはバルセロナ移籍を決め、ユナイテッドは計画を練り直すことを求められた。

 スポルティングCPとの親善試合が行われたのは、そんな時だった。ロナウドと対戦したユナイテッドの選手たちが、アレックス・ファーガソン監督に獲得を進言したのは、有名な話だ。そうした経緯を経て、ユナイテッドに加入したロナウドは、ベッカムをはじめ、元北アイルランド代表FWジョージ・ベスト氏、元フランス代表FWエリック・カントナ氏らも背負った伝統の番号である「7」が与えられた。

 しかし、この時にロナウドは別の番号を要求していたという。「デイリー・エクスプレス」紙によれば、のちにロナウドは「マンチェスターに来て、クラブに着いた時、僕は28番を要求したんだ。それがスポルティングで付けていた番号だったからね。ところが、サー・アレックス・ファーガソン監督に『ダメだ。キミは28番を着けない。7番を着るんだ』と言われたんだ。僕はちょっと恐れていて、固まったよ。なぜなら、ベッカムが使っていた番号だと知っていたからね。でも、僕は『OK。挑戦を受けよう』と言ったんだ。その時以来、僕のラッキーナンバーになった。サッカーで勝ったすべては、この番号と一緒だったからね。ラッキーナンバーだよ」と、当時の本音を明かし、7番をつけることになった経緯を語った。

 現在もポルトガル代表の「7」を付けて欧州選手権(EURO)を戦っているロナウド。今季はウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが、この伝統の番号を背負ったが、再びユナイテッドに戻ることになったらロナウドが付けることは確実だろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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