トッテナム、クリンスマンら監督候補者が乱立 海外記者指摘「オープンなレース」

トッテナムの監督候補者が乱立【写真:Getty Images & ロイター】
トッテナムの監督候補者が乱立【写真:Getty Images & ロイター】

ガットゥーゾ監督やコンテ監督とは交渉決裂

 トッテナムは監督人事が混迷を極めている。英メディア「フットボール・ロンドン」は、現時点でも多くの候補者が乱立する状況にあることをレポートした。

 トッテナムは先日、昨季までセリエAの強豪ユベントスの強化部門にいたファビオ・パラティチ氏をスポーツ部門の責任者に招聘したことを発表。イタリア・コネクションによって、前ローマ監督のパウロ・フォンセカ氏やフィオレンティーナの監督をスピード辞任したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏の名前が浮上したが、すでに交渉決裂が伝えられている。

 また、2020-21シーズンにインテルをセリエAの優勝に導き、チェルシーでプレミアリーグの監督経験のあるアントニオ・コンテ監督との交渉も決裂している。

 そのような状況にあり、新監督候補には昨季までウォルバーンプトンを率いたヌーノ・エスピリト・サント氏や、元バルセロナ監督のエルネスト・バルベルデ氏に加え、元ドイツ代表やアメリカ代表の監督も務めたユルゲン・クリンスマン氏の名前も浮上しているという。

 また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者はツイッターで、「ガットゥーゾとの交渉が決裂してから、多くの候補がいる状態へ戻った。ラルフ・ラングニック氏やエリック・テン・ハフ氏の名前もリストにあるが、『複雑な状況』にある。クレイジーな状況だが、オープンなレースだ」と投稿し、多くの候補が乱立している状況が浮き彫りになっている。

 今年4月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任した後は、ライアン・メイソン暫定監督の体制で乗り切ったトッテナムだが、来季の体制が決まらない。移籍市場での動向や選手の契約判断にも影響が大きいだけに、なんらかの方向性を打ち出したいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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