今季の世界レプリカユニホーム販売枚数トップ10 3クラブが驚異の300万着超え!

1位は昨季三冠王者バルセロナ

 今シーズン、世界で最もレプリカユニホームが売れたクラブはどこなのか。その調査結果が、スポーツマーケティングのエージェント会社「Euroamerica」によってトップ10ランキングとして発表されている。その頂点に立ったのは、「MSNトリオ」を旗頭に全世界に多くのファンを抱えるバルセロナで、なんと363万着を販売したという。

 ランキングのトップに立ったバルセロナが売り上げたレプリカユニホームは、実に363万7000着だという調査結果が出た。バルセロナの公式ホームページでレプリカユニホームの販売価格を見ると、現在はセール中で8240円となっているが、通常価格は1万1772円と記載されている。仮に通常価格でこの全てのレプリカユニホームが売れたとすると、その合計金額は428億円を超える。その全てがクラブに収入としてもたらされるわけでないにしても、収益の中でも確たる柱になる。仮に平均1万円での販売だったとしても、その合計金額は360億円だ。

 そのバルセロナに肉薄する2位になったのは、史上初のブンデスリーガ4連覇を果たしたドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンで331万2000着の売り上げだ。3位は今季不振に陥ったプレミアリーグの名門チェルシーで310万2000着。チェルシーは先日、アディダス社とのユニホームサプライヤー契約の打ち切りが発表されたが、この売り上げ枚数を見ればどのスポーツメーカーにとっても魅力的な存在だろう。ここまでが300万着を超えるクラブになるが、300億円ほどがこのユニホーム販売によって生み出されていると予想される。

 4位のマンチェスター・ユナイテッドは297万7000着と300万着の大台にはわずかに届かず。チームの低迷も影響したのだろうか。また、5位のレアル・マドリードは286万6000着と、国内のライバルであるバルセロナに約80万着の差をつけられる格好になった。

 

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