EL決勝で起きた疑惑のハンド祭り 判定に泣いたクロップの意外な言葉「私はラッキーな男だ」

セビージャに1-3で競り負けたリバプール

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、18日にバーゼルで行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝のセビージャ戦で生まれた多くの疑惑のジャッジにも、「私は不運だと思っていない」と前向きなコメントを残した。クラブ公式サイトが伝えている。

 リバプールは前半35分に、FWダニエル・スターリッジの左足アウトサイドでの巧みなシュートでネットを揺らし、幸先良く先制ゴールを奪った。しかし、後半に入りセビージャに立て続けに3失点を喫し、逆転負け。ベスト16で宿敵マンチェスター・ユナイテッド、準々決勝で優勝候補筆頭のドルトムントを退けてきたが、栄光を目前にした決勝戦で苦杯を舐めることとなった。

 そして、この試合で物議を醸しているのが、セビージャに度重なった疑惑のハンドだ。DFアルベルト・モレーノがゴール前に抜け出したシーン、MFロベルト・フィルミーノやスターリッジがエリア内で仕掛けた場面などで、セビージャの選手が手に接触させるような形でピンチを処理するプレーが立て続いた。リバプール側は疑惑の場面のたびに主審に抗議したが、判定は一切覆らず。試合終了後にはユルゲン・クロップ監督も、険しい表情で審判団に詰め寄っていた。

 セビージャの3点目にはオフサイド疑惑も浮上しており、リバプールにとっては終始厳しいジャッジが続いたが、クロップ監督は決して自身に不運がつきまとっているわけではないと主張した。

 

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