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“禁断の移籍”を果たしたフンメルスをバイエルン守護神が警戒 来季同僚が相手でも「彼は全力で来る」
タイトル獲得を狙うドルトムント リーグ王者バイエルンとDFBポカール決勝で激突
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、21日のDFBポカール決勝で激突する来季からチームメートとなるドルトムント主将のDFマッツ・フンメルスについて、新天地との戦いになるが「本気で来る」と予想している。ドイツ誌「スポーツ・ビルト」が報じている。
バイエルンの下部組織出身のフンメルスはカップ戦決勝前に宿敵への移籍が発表された。かつてFWロベルト・レバンドフスキ、MFマリオ・ゲッツェがドルトムントからバイエルンへ移籍した際には苦言を呈していたはずが、自らも裏切りの道を歩んだキャプテンにはサポーターから批判の声が殺到した。
すでに5年契約を結んだ相手とのタイトルマッチで、フンメルスに手心が加わるのではないか――。こうした不安の声に、来季からバイエルンの最終ラインを固めるドイツ代表の相棒が擁護に出た。
「ポカール決勝で、バイエルンについてマッツが考えるなんて想像できない。彼は全力で来る。自分自身の経験からスタンドからのノイズは気になるけれどね。ピッチ上で起こることが大事なんだ」
ノイアーはこう語った。自らもシャルケから2011年にバイエルンへ移籍した時にはサポーターから憎まれたものの、ポカール準決勝でバイエルンを完封した経験を持つ。フンメルスも全力でバイエルンを叩きに来ると、守護神は予想していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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