移籍市場で大苦戦のマンU “嫌われ者”ファン・ハール続投ならオーバメヤン獲得も不可能か

ファン・ハール流の戦術スタイルに疑念

 今夏も大型補強が噂されるマンチェスター・ユナイテッドだが、ルイス・ファン・ハール監督の去就が選手獲得に大きな影響を及ぼすことになりそうだ。ターゲットの一人と言われるドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、オランダ人指揮官が率いるチームへの移籍を断るだろうと、英地元紙「デイリー・メール」が報じた。

 ユナイテッドは21日にクリスタル・パレスとのFAカップ決勝を控えており、3シーズンぶりとなるタイトル獲得に近づいている。しかし、2017年まで契約を残すファン・ハール監督は、残留か解任かでさまざまな憶測が飛び交っている。ジョゼ・モウリーニョ新監督の誕生が濃厚と見られているが、いまだ交渉は進展を見せていない。

 不透明な“赤い悪魔”の来季監督人事だが、選手補強の面を考えると、ファン・ハール監督の存在がチームに悪影響をもたらす可能性は高い。レポートでは、ファン・ハール監督が今の戦術スタイルを変えない限りは、トップターゲットの一人であるオーバメヤン獲得は不可能だろう伝えられている。オーバメヤンは、ファン・ハール監督が率いるチームのプレースタイルに疑念を持っているという。

 

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