英雄イブラヒモビッチは「我々の誇り」 PSG会長が本拠地スタンドに名前を刻むと明言

リーグ4連覇にPSG史上1シーズン最多得点… 伝説となった男の偉業を称える

 今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を去るスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに、クラブは永遠の感謝を刻印する模様だ。PSGの会長がテレビ出演し、「ホームスタジアムのスタンドに彼の名を刻む」と発言した。

 イブラヒモビッチは14日に行われたリーグアン最終節のナント戦で、チームメイトが花道を作るなかを颯爽と入場した。キャプテンマークを巻いたエースは前半18分と後半44分に2得点を挙げ、今季リーグ戦の得点数を38にまで伸ばした。この数字は1シーズンにおけるPSG史上最多ゴール数となり、圧倒的な強さでリーグ4連覇を達成したチームへの置き土産とした。

 試合終了間際には2人の子どもとともにピッチを去るなど、本拠地パルク・デ・プランスを最後まで“イブラ様劇場”に染め上げた。これを受けてPSGのナーセル・アル=へライフィ会長はスウェーデンのテレビ局「SVT」で、イブラヒモビッチを「我々の誇り」と表現し、最大限の感謝を伝えた。

「彼は我々にとってすべての価値を持つものだった。だからこそ、私たちも彼のためにすべてを尽くすことを試みたんです」

 こう話したケライフィ会長だったが、英雄に伝え忘れたことがあったという。

 

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