“裏切り移籍”のドルトムント主将が有終の美を誓う 「ここにいる限りはバイエルンを倒したい」

来季新天地のバイエルンとDFBポカール決勝を戦うフンメルス

 ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは、21日にDFBポカール決勝で今夏の移籍が決まったバイエルン・ミュンヘンと対戦する。8年半を過ごしたドルトムントでのラストゲームは複雑な思いが交錯する一戦となったが、8年半にわたって黄色と黒のユニホームを身にまとって戦ってきた主将は、目の前の勝利を絶対に掴むと誓った。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

 今季のリーグ戦ではバイエルンの後塵を拝し、2位に終わったドルトムント。リーグ最終節で本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクに別れを告げたフンメルスだが、21日には今季最終戦となるポカール決勝が控えている。フンメルスも「最後の別れを言うのはまだ早い。来週(21日)にはとても重要なゲームが残っている。僕らはカップを勝ち取りたい。だから、今は一生懸命トレーニングに励んでいるよ」と、新天地となるバイエルンとの対戦に向けて、闘志をたぎらせている。

 8年半プレーしたドルトムントでのラストゲーム。対戦相手は古巣であり、来季からの新天地となるバイエルン。フンメルスは気持ちの整理が難しい試合になると語っている。

「ここ(ドルトムント)から離れるということを考えないでいるのも、フットボールのことだけに手中するのも不可能だ。いろいろな考えが僕の心の中に紛れ込んでいる」

 

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