森保監督はメンバー変更示唆 W杯予選タジキスタン戦「予想布陣」、大迫の代役は?
大迫が左足内転筋負傷でオナイウ阿道を追加招集
日本代表は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン戦(パナソニックスタジアム吹田/19時半キックオフ)に臨む。すでに最終予選進出を決めているなか、FW大迫勇也(ブレーメン)が怪我でFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)を追加招集。“消化試合”をどのように有効活用し、チームの底上げを図るのか、森保一監督の手腕が問われる。
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森保監督は前日会見で、「メンバーの変更をして臨もうかと思っている」と明言。3日に行われたU-24日本代表とのチャリティーマッチからのテコ入れを示唆している。ただ、あくまで「タジキスタン戦勝利」を掲げているだけに、センターバックはDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)とDF植田直通(ニーム)のままか。実力はすでに把握済みのDF長友佑都(マルセイユ)、U-24代表戦で足をつっていたDF室屋成(ハノーファー)に代わって両サイドバックはDF山根視来(川崎)、DF小川諒也(FC東京)を試しても不思議はないだろう。守備を重視するならば、対人で計算できるDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)を使う選択肢もあるかもしれない。
センターラインは変えず、ボランチはMF守田英正(サンタ・クララ)とMF橋本拳人(ロストフ)を継続起用と予想。ただ、橋本もU-24代表戦で足をつって途中交代している。より状態の良いMF川辺駿(広島)を入れ、パス回しを活性化させるゲームプランもあるか。
攻撃陣だが、大迫が左足内転筋の違和感で5日の練習を欠席。森保監督は「次に出場できるか分からない」と前日会見で話し、その後オナイウの追加招集が発表された。大迫不在は大きな影響があるだけに、計算できるMF鎌田大地(フランクフルト)とMF南野拓実(サウサンプトン)を使い、2列目の一角と1トップで戦力を試す形が現実路線か。オナイウは2019年に招集歴があるが、まだ日本代表としてキャップを刻んでいないだけに、経験を積ませるうえでは即起用もあるかもしれない。
11日のキリンチャレンジカップ・セルビア戦(ノエビアスタジアム神戸)、15日のW杯アジア2次予選キルギス戦(パナソニックスタジアム吹田)を含めて、3試合トータルでチームの底上げを図ることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)