「やりやすい」 久保建英、堂安律との“レフティーコンビ”に手応え

お互いにゴールを決めて勝利に貢献したMF久保建英とMF堂安律【写真:Getty Images】
お互いにゴールを決めて勝利に貢献したMF久保建英とMF堂安律【写真:Getty Images】

前半32分、上田の横パスからチーム2点目を奪取

 東京五輪を目指すU-24日本代表は5日、ベスト電器スタジアムでU-24ガーナ代表と対戦し、6-0で大勝を飾った。20歳となって初のゲームでゴールを決めたMF久保建英(ヘタフェ)は、「流し込むだけだった」と振り返っている。

 3日に行われたA代表とのチャリティーマッチから中1日、久保はトップ下で先発出場。前半16分に敵陣ペナルティーエリア(PA)右から強烈なシュートを放つと、GKに弾かれたボールに反応したMF堂安律(ビーレフェルト)が左足ボレーを叩き込み先制する。さらに1-0で迎えた同32分、ペナルティーエリア内でFW上田綺世(鹿島アントラーズ)から横パスを受けた久保は、左足で豪快に蹴り込んでネットを揺らし、20歳での初ゴールを挙げた。

「ボールが流れた時に要求して、コントロールして、あとは流し込むだけでした」

 久保はトップ下でスタートしたが、右サイドの堂安と流動的にポジションチェンジしながら攻撃を牽引。前半だけで3点を奪う原動力の1人となった。2019年11月のU-22コロンビア代表戦以来となる共演だが、同じレフティーということもあり、シンパシーを感じる部分があるという。

「堂安選手と話し合ってやっている部分もありますが、あそこは本当に感覚です。すごく分かりやすいですし、同じレフティーで似た特徴の選手がいるとやりやすいです」

 後半23分までプレーした久保は、「(3日のA代表戦で)45分しか出ていないのに、中1日できつかった」と話し、後半23分の交代間際には足をつりかけていたという。それでも、与えられた条件の中でしっかりと結果を残し、12日のジャマイカ戦(豊田スタジアム)に弾みをつけた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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