レアルで不遇のハメスにマンUが94億円オファー! 英史上最高額で「非売品」強奪を狙う

今夏の目玉補強と英紙報じる

 マンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに対し、英国史上最高額となる移籍金6000万ポンド(約94億円)のオファーを送ったと英地元紙「デイリー・スター・サンデー」が報じた。

 レアルで背番号「10」を背負うレフティーは、今夏の移籍マーケットにおいてユナイテッドの最大のターゲットとも言われている。レアルのジネディーヌ・ジダン監督はハメスへの信頼を口にしながらも重要な試合ではベンチに置く試合が多く、絶対的な地位を得られていない。フロレンティーノ・ペレス会長も「非売品」と断言しているが、“赤い悪魔”は獲得を諦めていないという。

 最新のレポートによれば、ユナイテッドはイングランドサッカー界では史上最高額となる移籍金6000万ポンドを用意して、すでに獲得のオファーを打診済みだという。これまでの最高額は、2014年にユナイテッドがレアルからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(現パリ・サンジェルマン)を獲得した際の5970万ポンド(約93億円)だった。

 FA杯決勝に進出しているものの、3シーズン連続の無冠危機の可能性もあるユナイテッドは、今夏もビッグネーム獲得に動くことは確実と見られている。これまでのキャリアで南米出身選手を冷遇してきたと指摘されるルイス・ファン・ハール監督との相性は気になるところだが、新たなチームの柱としてコロンビア最高のスター選手の獲得に本腰を入れているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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