起爆剤になれなかったレスター岡崎 “ジョーカー”として平均点以下の評価が並ぶ

今季は献身性を評価されてきたが…

 衛星放送局「スカイ・スポーツ」では平均以下、それもワーストタイの5点。今季は試合開始からフルスロットルで走り続け、体力の限界まで攻守に貢献してきた岡崎。後半開始と同時に投入されたチェルシー戦ではチームの起爆剤となることはできなかった。

 ここでのチームトップは守護神のシュマイケル。単独トップの8点を獲得し、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。7点が付けられた主将のDFウェズ・モーガン、ドリンクウォーター、カンテが2位タイ。「デイリー・メール」紙で高い評価を受けたMFマフレズは岡崎と同様5点だった。ドリブルのキレは流石だったが、それ以外のシーンでは淡白なプレーが目についた。

 ブンデスリーガ・マインツから加入1年目で奇跡のリーグ制覇を経験した岡崎は、シーズンを通して36試合出場で5得点を記録した。UEFAチャンピオンズリーグにも出場する来季は、得点の数字をさらに伸ばすことが求められるだろう。守備も含めた総合的な貢献を評価されるFWという新しいスタイルを確立した侍ストライカーは、より一層の飛躍が期待される2年目となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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