スウォンジーの韓国代表MFが、4週間の兵役義務のためプレミア最終節を欠場
ロンドン五輪銅メダル獲得のキ・ソンヨン 本来2年間の兵役が4週間に短縮
スウォンジーの韓国代表MFキ・ソンヨンが、韓国の兵役義務を果たすために、15日の今季最終節マンチェスター・シティ戦を欠場することになった。英国営放送「BBC」が報じている。
キは2012年ロンドン五輪3位決定戦で、関塚隆監督の率いる日本代表を破り、銅メダルを獲得。本来2年間の兵役が4週間に短縮される、いわゆる”兵役免除”の特権を手にしている。だが、29歳までにこれを果たさなければいけないため、キ・ソンヨンはこのタイミングでの兵役義務を選んだという。
フランチェスコ・グイドリン監督は「彼にはさらなる休暇を与えたかった」と説明し、兵役終了後はオフを与える方針を明らかにしている。スウォンジーへの来季合流は7月上旬と見込まれている。
スウォンジーは今季11位で、すでに来季のプレミアリーグ残留を決めている。ヨーロッパリーグ出場権なども懸かっていないために、最終節は消化試合となっていた。キ・ソンヨンは今季28試合に出場し、2得点1アシストの成績だった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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