「パスは乱れた」「ツヴァイカンプに敗れた」 リーグ最終戦で不発のドルト香川に独紙が激辛批評

ケルン戦後半13分に途中交代でチーム最低タイ評価も

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、14日の今季リーグ最終節となるケルン戦で6試合連続先発出場を果たした。今季通算10得点10アシストを目標に掲げて臨んだ一戦だったが、得点には絡めず後半13分に途中交代。印象的なプレーを見せることはできず、独地元メディアの採点ではチームワーストの辛口評価。「パスは乱れていた」「何度も競り合いで敗れていた」と厳しく評価された。

 ドルトムントは前半11分にMFカストロがエリア外からミドルシュートを決めて先制。しかし、ケルンに同27分FWモデスト、同43分にセルビア代表MFヨイッチにゴールを奪われ、一時逆転された。最後は後半30分にMFロイスが直接FKを叩き込んで同点に追いつき、今季最終戦を引き分けで終えた。

 独地元紙「レヴィア・シュポルト」の採点(1が最高、6が最低)によれば、香川はFWラモスと並びチームワーストタイ評価の5点だった。寸評では香川の不発ぶりを厳しく指摘されていた。

「ケルンDF陣の間で何度も動いていた。その結果、香川は何度かパスを受けたが、彼のパスは乱れていた。香川は集中できていないようで、何度もツヴァイカンプ(1対1での競り合い)にも敗れていた。攻撃陣の中でも低調なパフォーマンスだった」

 チームトップは中盤で上手くボールをさばいたMFバイグルで2点。GKビュルキ、DFフンメルスで2.5点。FWオーバメヤン、DFギンター、DFベンダー、DFソクラティスも4.5点。得点を決めたMFカストロも4点と全体的に低い評価だった。

 

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