東大サッカー部、異例の挑戦 “学生GM”が元Jリーガー監督を招聘、世界的企業とも契約

木場克己トレーナーをスペシャルアドバイザーで招聘するなど、独自の取り組みを見せている東大ア式蹴球部【写真:Football ZONE web】
木場克己トレーナーをスペシャルアドバイザーで招聘するなど、独自の取り組みを見せている東大ア式蹴球部【写真:Football ZONE web】

目指すのは一人ひとりが意思決定をしていく「ティール組織」

 そんな東大ア式蹴球部が目指すのは、従来のようなヒエラルキーによって成り立つ組織ではなく、部員一人ひとりが自発的に活動できるようなフラットな組織づくりだ。高橋は今後について次のように語っている。

「『ティール組織』じゃないですけど、リーダーを置かずに上下関係をなくして一人ひとりが意思決定をしていくような体制にしたいと思っています。今の部員数は新1年生を加えて100人程度。まだまだ全員がアイデアを出すところまではいっていませんが、今の体制もいい流れでできているので、これをなるべく途切れさせないよう、下の代にも続かせていけたらということを考えています」

 今年から横浜F・マリノスなどでアナリストを務めた杉崎健氏をテクニカルアドバイザーとして、林監督が現役時代に指導を受けたプロトレーナーの木場克己氏をスペシャルアドバイザーとして迎え入れるなど指導スタッフの顔ぶれも充実している。11月にはテクニカルスタッフやフィジカルコーチを欧州に派遣し、専門的知識を高めるという計画も進めている。学生主体でチームづくりを進める“東大ア式”のこれからが楽しみだ。

(石川 遼 / Ryo Ishikawa)


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