「マジか…とてつもない変更だな」 Jリーグ審判員、オフサイドルールの改正浮上に反応

オフサイドのルールが大幅に改正される案が出ている(※写真はイメージです)【写真:高橋 学】
オフサイドのルールが大幅に改正される案が出ている(※写真はイメージです)【写真:高橋 学】

Jリーグ&Fリーグ審判員の八木あかね氏、ルール変更の可能性を受けSNSでツイート

 オフサイドのルールが改正され、来夏にも導入される可能性が明らかとなった。審判員にとってはこれまでの認識が大きく覆される変更になるとあって、Jリーグ審判員である八木あかね氏は「アジャストできるイメージが湧かない」と、この一報に反応している。

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 攻撃側のポジションに関する反則として定められているオフサイドのルールが、来夏に大きく改正されるかもしれない。現行のルールでは、攻撃側の体の一部がオフサイドラインを越えていれば反則と捉えられているが、一部報道によると、改正後は同ラインに体の一部が残っていれば、オンサイドとみなされるという。

 得点機会を増やすことを狙いとする改正案は、名古屋グランパスやアーセナルなどで指揮を執ったアーセン・ベンゲル氏により提唱されたといい、国際サッカー連盟(FIFA)は来夏の導入を検討しているという。ルールが改正されればこれまでより得点チャンスは増えるかもしれないが、実際にジャッジする側となる審判員にとっては、これまで刷り込まれていた認識を変えなければならず、まさに大改革と言えそうだ。

 これを受けて、JリーグとFリーグで審判をしている八木あかね氏は、自身の公式ツイッターで「本気(マジ)か…とてつもない変更だな。シーズン中のルール変更は毎年の恒例行事だけど、これは審判人生で一番インパクト大きいかも。現時点ではアジャストできるイメージが湧かない」と心境を綴り、さらに「大股の一歩で身体が傾くことも含めて考えると、今より2m近く進んでも反則にならないことになる。とてつもない変更だ…」と、驚きを隠せない様子だ。

 競技のルール変更はこれまでもたびたび行われてきたが、今回明らかにされたオフサイドルールの改正案は特大のインパクトを与えており、実際に導入が決まった際にはさらに議論が巻き起こるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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