遠藤航が“2度目”の五輪へ、自国開催OA枠としての“決意表明” 「責任を感じている」

日本代表MF遠藤航【写真:高橋 学】
日本代表MF遠藤航【写真:高橋 学】

25日に代表オンライン会見、OAメンバーである東京五輪に言及

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の3試合、キリンチャレンジカップの2試合に臨む日本代表が25日、オンライン会見を実施した。MF遠藤航(シュツットガルト)はオーバーエイジ(OA)として選出された東京五輪に向けて「責任を果たさないといけない」と決意を語っている。

 遠藤はドイツ1部シュツットガルトで主力として活躍。今季リーグ戦で33試合3得点をマークし、球際での強さを示すデュエル勝利数(476)でリーグトップに輝いた。A代表では不動のボランチで、オール海外組となる5月28日のミャンマー戦(カタール・ワールドカップアジア2次予選)のメンバーへ選出された一方、東京五輪のOA3枠の1人として名を連ねた。

 2016年のリオデジャネイロ五輪メンバーでもある遠藤。OAとしての選出にあたり「個人的には五輪に2回出られると思っていなかったし、自国開催で出られるのは嬉しい。その分、今はプレッシャーや責任を感じている。本大会、オーバーエイジとして責任を果たさないといけないという強い気持ちでいる」と心境を語った。

 リオ五輪ではナイジェリア、コロンビア、スウェーデンと同じ組で戦い、1勝1分1敗の3位でグループリーグ敗退。初戦となったナイジェリア戦を4-5で落とした影響の大きさを痛感したようで、遠藤は「初戦になりますかね。そこで勝てるか、最低でも勝ち点1を取れるかが大事。3試合の中で突破できるかどうかは、初戦を落とした時にも次へのメンタリティーという重要性も感じた」と振り返った。

 ホスト国として戦う東京五輪では「結果を残さないといけない、メダルを取る覚悟でやらないといけない」と決意をにじませる。自身の役割については「ブンデス1部で戦った姿を落とし込むだけだと思う。ボランチで出るなら、どの相手でもしっかり守れることは示したい」と誓った。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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