「そこが日本っぽい」 “トップ下”鎌田が感じる森保Jの武器「ヨーロッパと違って…」

今季、フランクフルトの攻撃を牽引したMF鎌田大地【写真:Getty Images】
今季、フランクフルトの攻撃を牽引したMF鎌田大地【写真:Getty Images】

今季ブンデスリーガで5得点13アシスト「“10番”やるならあと2、3点は欲しかった」

 フランクフルトMF鎌田大地が25日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の3試合、キリンチャレンジカップ2試合に臨む日本代表のオンライン会見に出席し、5ゴール13アシストの成績を残したブンデスリーガ通算3年目のシーズンを振り返り、森保一監督が率いる日本代表の目指すサッカーについて言及した。

 今季の鎌田はフランクフルトで開幕からトップ下のレギュラーとして活躍。「15スコアポイント(得点+アシスト)」を目指してプレーし、5得点13アシストと目標を超える結果を残した。チームも5位でフィニッシュするなど、「総じていいシーズンだった」と振り返った一方、「あと2、3点の得点があればパーフェクトだった」と課題も感じているようだ。

「自分はあまり点を取れるタイプじゃないと、改めて思った。もう少し取れると思っていたし、取れないといけないけど、“10番”やるならあと2、3点は欲しかった」

 10番のポジションと呼ばれるトップ下は今、日本代表でも鎌田が任されているポジションだ。昨年10月と11月の欧州遠征から継続的に起用されており、今年3月の韓国戦(3-0)とモンゴル戦(14-0)ではそれぞれ1ゴールずつを奪っている。

 森保監督が率いる日本代表のサッカーについて問われた鎌田は、「代表でやるとヨーロッパと違って短いパス、狭い距離感でタッチ数を少なくしていやっているイメージがあり、それは日本人の良さだと思う」と切り出したうえで、「森保さんはチームとしての守備を言う人だけど、日本人はそういうところをしっかりやる。ヨーロッパには自分勝手な選手もいるけど、日本人はチームのためにやれる選手が多いので、やりたいサッカーと合っているし、そこが日本っぽいのかなと思う」と欧州で戦っているからこそ感じる、攻守における献身性など“日本の武器”について言及した。

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