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イラクで恐ろしい悲劇… レアルサポーターの優勝決起集会をイスラム国が襲撃 16人が射殺される事件に
ファンクラブ会長「フットボールを反イスラム教的と考えている」
レアル・マドリードを応援するイラク国民が非道なテロの標的にあった。13日、イラク国内のレアルのサポーターズクラブの会合で使われるカフェが襲撃され、16人が死亡した。スペイン紙「AS」が伝えている。
同紙によると、バグダッドから北に125km進んだバラドというに町にあるカフェ「アル・フラット」ではある熱い会合が開かれていたという。レアルの逆転優勝を信じたファンミーティングが行なわれていて、約50人が参加していた。武装集団がその会合中に襲撃したという。バラドでのレアルのサポータークラブ会長は恐怖の瞬間をこう語っている。
「ISIS(通称イスラム国)のテロリストグループは武装してカフェに入ってくると、中にいたすべての人々を次々と撃っていきました。彼らはフットボールを好んでおらず、反イスラム教的なものと思っている。だから彼らはこのような襲撃を行うのだ。これは恐ろしい悲劇なのだ」
16人が死亡し、30人が負傷したと報道されているこの事件ではISISが犯行声明を発表し、武装集団は近くの農業地帯に逃げ込んだ模様だ。スペインの外務省は「レアル・マドリードのサポーターズクラブに対して行ったテロ攻撃に対して、最も強い言葉で非難する」と声明を発表している。
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