サウサンプトン監督、南野拓実との完全移籍交渉に言及 「話し合いは続いている」
ハーゼンヒュットル監督は「ここで良い仕事をした」と完全移籍への切り替えも示唆
サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、今冬にリバプールから期限付き移籍している日本代表MF南野拓実の働きを高く評価している。南野の去就に関して、リバプールと交渉が進行中であることも認めた。英地元メディア「Hampshire Live」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
南野は冬の移籍マーケットで出場機会を求めてリバプールからサウサンプトンへ移籍。初出場となった第23節ニューカッスル戦(2-3)でゴールを決め、さらに第25節チェルシー戦(1-1)でゴールを決めるなど加入直後に強烈なインパクトを残した。だが、その後はベンチに座る時間も多く、ここまで9試合2得点の成績となっている。
それでも、サウサンプトンを率いるハーゼンヒュットル監督は、南野はチームに上手く馴染んでいると評価し、賛辞を送っている。
「彼はプレーした試合で、非常に活発な影響をチームに及ぼしている。素晴らしい二つのゴールを決めているだけでなく、彼のメンタリティーとキャラクターはチームにフィットしている。リバプールのようなクラブが彼との契約を望んだ理由も分かる」
南野とサウサンプトンとのレンタル契約は今季いっぱいだが、サウサンプトンが完全移籍に動いていると現地メディアで報道されている。ハーゼンヒュットル監督は結論が出るのはまだ先としてうえで、南野の去就について交渉中であることを認めている。
「彼はここで良い仕事をした。リバプールがどうしたいかを見極める必要もある。話し合いは続いているが、夏にどうなるのか見てみよう」
出場機会はまだ十分ではないとはいえ、サウサンプトンでは一定のアピールに成功している様子の南野。夏の移籍マーケットでの動きに注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)