ベイルに“トッテナム残留”の扉が開く? ケイン退団希望で来季去就に変化か
レアルから期限付き移籍中、公式戦14ゴール3アシストをマーク
レアル・マドリードからトッテナムに1年間の期限付き移籍で加入しているウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、来季もロンドンに残る可能性が高まっているのかもしれない。スペイン紙「AS」によれば、イングランド代表FWハリー・ケインの退団希望がベイルの去就に影響を及ぼすと報じている。
トッテナムで不動のエースであるケインは、今夏にステップアップのための移籍を希望していると報じられた。プレミアリーグ2度の得点王獲得経験もあるストライカーを失うことは、トッテナムにとって大打撃となることは間違いない。
しかし「AS」紙は、「ケインの退団はベイルにトッテナムの扉を開く」と見出しを打ち、ケインの移籍が大きな衝撃を与えるとともに、期限付き移籍で加入中のベイルにとってはプラスの出来事になるのではと報じている。
ベイルは昨夏、レアル・マドリードで出番が得られない状況から抜け出すため、古巣トッテナムに復帰。負傷の影響で出遅れたものの、終盤にかけて調子を上げ、今季公式戦で33試合14得点3アシストをマークした。同紙は「このウェールズ人はスペインの首都よりも愛され、評価されていると感じるロンドンでもう1年契約延長することに満足しているかもしれない」と伝えた。
また、同紙は出場機会を求めるベイルと、夏の移籍市場で選手の放出を目指すレアルの双方にメリットがある話だとしている。ベイルは今季終了後にはレアルに戻ると語っていたが、ケインの退団希望が状況に変化を起こすことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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