【月間表彰】「苦を感じたことはない」 福西崇史×前田大然対談…驚異的“スプリント力”の秘訣とは?

横浜F・マリノスで活躍するFW前田大然【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスで活躍するFW前田大然【写真:Getty Images】

4月のベストアグレッシブプレーヤーに「横浜FM好調の要因」FW前田大然を選出

「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」では、各月ごとに各部門の表彰を実施している。「Football ZONE web」では、現役時代に強靭なフィジカルと戦術眼を武器に日本代表としても活躍した福西崇史氏に、その月に最もアグレッシブなプレーを見せた選手を選出してもらっている。

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 福西氏が4月度の「月間ベストアグレッシブプレーヤー」に選出したのは、4月のJ1を3勝2分と無敗で駆け抜けた横浜F・マリノスのFW前田大然だ。4月16日の第10節・北海道コンサドーレ札幌戦(3-1)では勝ち越しゴールを決め、続く第11節・横浜FC戦(5-0)でも1得点を決める活躍を見せた。また、4月6日の第8節セレッソ大阪戦(1-0)では、リーグ記録となる62回のスプリントを記録し、攻守に大きく貢献している。

 前田がピッチに立っている時間の貢献度を評価した福西氏が、今回最もアグレッシブなシーンとして選んだのは、札幌戦の後半37分のゴールシーン。右サイドに展開したボールをMF水沼宏太がゴール前に入れると、持ち前のスピードで相手のマークを振り切ってボールの落下点に入り込み、ダイビングヘッドでゴールに突き刺した。東京五輪出場にも期待がかかる23歳のストライカーを、福西氏が直撃した。

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福西 前田選手のようにアグレシッブな選手が最前線にいることは、とても良いことだと思います。1人でも相手を崩してくれますし、相手が嫌がることで、周りの選手はプレーしやすくなるからです。また、前田選手の場合は守備での貢献度も非常に高く、今年の横浜FMの好調は、前田選手のおかげだと思っています。そこで今月の「ベストアグレッシブプレーヤー」に選出させていただきました。

前田 ありがとうございます。今まで、FWが守備面で評価されることはあまりなかったことだと思います。でも、FWって守備も非常に大事だと自分でも思っています。だから、そういう点で評価していただけたことは、本当に嬉しいですね。

福西 攻撃面でも凄いですが、守備面でも貢献度が非常に高いです。あれだけ献身的に何度もスプリントをして、守備を繰り返して体力は持つのですか?

前田 持ちますね(笑)。僕が最前線でボールを取ることができれば、チームを助けられますし、僕自身もあそこでボールを取れたら嬉しいので、走れていると思います。

福西 守備でも何度も何度も、アグレッシブに走りますが、それも得点のためにやっているという感じですか?

前田 そうですね。ボールを取れるまで走るという意識が、自分のなかにあります。だから、相手にボールを運ばれようが、取れるまでついていくことは大事にしています。

福西 凄いなぁ。これは体力がないとできないですよね。

前田 そうですね。体力とスピードがないとできないと思います。

福西 僕は現役時代、体力がなかったので、本当に真逆のプレースタイルなんですよ。スピードがあることは分かっていたと思うのですが、体力はもともとあったのですか?

前田 体力もありましたね。走ることがもともと好きだったので、走ることに苦を感じたことがありませんでした。

福西 プレッシャーをかけて、相手のミスを誘った時の切り替えの早さも特徴の一つだと思います。守備をしている段階から、得点のことを考えているのでしょうか。

前田 得点のことを考えているというよりは、F・マリノスは結構ボールを保持できるので、そこで自分たちの流れに持っていけるのかなと考えています。疲れている時もあるのですが、切り替えは自分のなかで一番大事だと思っているので、そこは自然にできているのかなと思います。

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