「思い出が詰まっている」 名古屋FW柿谷曜一朗、古巣・徳島での“凱旋ゲーム”に意欲

名古屋の元日本代表FW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】
名古屋の元日本代表FW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】

徳島戦はC大阪時代の2014年以来 「本当に楽しみだし、良いプレーをしたい」

 名古屋グランパスは5月22日、敵地でのJ1リーグ第15節で徳島ヴォルティスと対戦する。元日本代表FW柿谷曜一朗にとってはブレークのきっかけを作ってくれた古巣となるだけに、20日のオンライン会見でも「プロサッカー選手として続けられているのは、徳島ヴォルティスにお世話になったから」と改めて感謝の言葉を述べた。

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 C大阪ユース出身の柿谷は、2006年に16歳でC大阪トップチームとプロ契約を結び、同年にJリーグ初出場を果たす。しかし、その後は伸び悩み、09年6月に徳島へのレンタルが決定。当時チームを率いていた美濃部直彦監督、キャプテン倉貫一毅らの影響を受けて更生した。2011年シーズン終了まで徳島でリーグ戦97試合14ゴールをマーク。翌12年にC大阪に復帰し、13年には日本代表にも選出されるなど、Jリーグを代表するアタッカーに成長した。

 前回、柿谷が徳島と対戦したのは、C大阪時代の2014年J1リーグ第2節(2-0)。スタメン出場したが、後半29分に交代となった。当時は万全のコンディションでなかったことを明かしつつ、7年ぶりの対戦に心を躍らせる。

「前回、(2014年に)徳島のホームに行かせてもらった時は試合には勝ったけど、自分的には体調不良で、いいコンディションで出られなかったのが思い出深く残っている。いい状態で試合を迎えられるのは楽しみ。プロサッカー選手として続けられているのは、徳島ヴォルティスにお世話になったからとずっと言い続けている。当時一緒にやった選手は多くはないですけど、GK長谷川(徹)選手、FW佐藤(晃大)選手、何人かのスタッフも一緒にやっていた方がいる。かなり思い出が詰まっているスタジアムで、僕がいた時より豪華になっている。本当に楽しみだし、良いプレーをしたい」

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