「美しく打ち抜いた」 遠藤の豪快“20mミドル弾”、独公式「今節TOP5ゴール」選出
ボルシアMG戦で逆転勝利を導く鮮烈な同点ゴールを叩き込む
シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は、現地時間15日に行われたブンデスリーガ第33節ボルシアMG戦(2-1)にスタメン出場し、後半27分にミドルシュートで今季3ゴール目を奪った。鮮烈な一撃はブンデス公式YouTubeチャンネルが公開した「第33節のTOP5ゴール」にも選出。「なんてゴールだ」など、ファンからの反響を呼んでいる。
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今季開幕から33試合連続出場を続ける遠藤は、ボルシアMG戦でもチームの勝利に貢献した。0-1のビハインドで迎えた後半27分、シュツットガルトは相手陣内で細かくパスをつなぐと、ペナルティーアーク付近のゴールまで約20メートル付近でボールを受けた遠藤が、右足を思い切り良く振り抜く。強烈なシュートは、GKの手が届かないゴール上段のネットを揺さぶった。
遠藤の一撃で同点としたシュツットガルトは、その後に勝ち越し2-1で逆転勝利。地元紙「シュツットガルター・ツァイトゥング」は、歓喜に湧くファンの中で遠藤を「ジャパニーズ・メッシ」とSNS上で称賛する者もいたと伝えられていた。
逆転勝利を導いた豪快ミドル弾の反響は拡大しており、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが発表した「第33節のTOP5ゴール」にも、FWマクシミリアン・フィリップ(ヴォルフスブルク)やFWジャスティン・クライファート(RBライプツィヒ)らとともに5位として選出。ファンからも「なんてゴールだ」「日本のフリット」という声が上がったほか、「エンドウのゴールは過小評価」と5位への不満を示したコメントに対しては、ブンデス公式が「美しく打ち抜いた、卓越したテクニック」と返信していた。
累積警告により最終節は出場停止になった遠藤だが、ドイツ2年目が充実したシーズンになったのは間違いない。