ドルトムント香川が4季ぶりの”ダブル”を宣言! 「二桁得点とアシストで終わりたい」

リバプールに敗戦後「チーム状態は上がった」

 今季はユルゲン・クロップ前監督(現リバプール)に代わって、トーマス・トゥヘル監督が新監督に就任。42歳の若きドイツ人指揮官は、前半戦こそ一貫して4-3-3システムで臨んだが、後半戦に入ると積極的に選手のローテーションを行い、様々なシステムを採用した。香川はその点についても、受け入れるしかないとの姿勢で、適応するための努力を重ねていた。

「フォーメーションだったり、チームの戦い方っていうのは前半戦から少し変わったところがあるので、その部分は自分自身しっかり把握してトレーニングし続けることを意識した。出られなくても、必ずネガティブにではなくポジティブに。そして自分自身を信じて、ああいう時はやるしかないので。そして必ずチャンスは来ると言い聞かせて、毎日トレーニングするしかなかったというのが正直な感想です」

 後半戦快進撃を続けたドルトムントは、公式戦24試合を戦い黒星はわずかに2つ。その1つは恩師クロップ監督率いるリバプールとの一戦だった。UEFAヨーロッパリーグ準々決勝でイングランドの名門と対戦したドルトムントは、初戦を1-1で終えて敵地での第2戦に臨んだが、2点のリードを守れず3-4で大逆転負けを喫した。

 香川はあのショッキングな敗戦について、「たしかにあのリバプールの試合はすごく悔しいし、受け入れがたい結果だったんですけど、ただその後自分たちはしっかり良いリアクションを見せたし、リバプール戦の後はチームとしての状態は上がっているんじゃないかなと感じる」と、チームの不屈の精神を讃えた。

 

 

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