同僚ヴァーディらを押さえて栄冠を手にする

　“ミラクル・レスター”の躍進を支えた主役であるイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとアルジェリア代表MFリヤド・マフレズだが、SNS上の「いいね！」では後者に軍配が上がったようだ。世界最大手のSNS会社、Facebook社が制定する「フェイスブック・フットボール・アワード」のイングランド版MVP（最優秀選手）にマフレズが選ばれたと、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

　創設132年でプレミア初優勝を成し遂げたレスターで、攻撃の核となったのはヴァーディ、マフレズ、日本代表FW岡崎慎司のトライアングルが仕掛けるカウンターだった。その中でヴァーディはリーグ2位の24得点、マフレズは17ゴール10アシストと得点の大部分に絡んだ。

　イングランド・フットボール記者協会選出のMVPはヴァーディ、同プロサッカー選手協会選出のMVPはマフレズと栄冠を分け合っていたが、ファンが選ぶナンバーワンプレーヤーはマフレズだった模様だ。MVPの発表を受けて、アルジェリア生まれのテクニシャンは以下のような喜びの言葉を発信している。

「このタイトルは特別なものだ。その大きさだけじゃなくて、これは世界中の人から選んでもらえたということだからね。僕はファンの皆さんのすべてに感謝します。僕は全てのファンを愛していますし、とても幸せですね」