シント=トロイデン橋岡、古巣・浦和で練習参加 五輪見据えトレーニングに励む

浦和レッズでのトレーニングに参加したDF橋岡大樹【写真:轡田哲朗】
浦和レッズでのトレーニングに参加したDF橋岡大樹【写真:轡田哲朗】

今年1月に期限付きでベルギー移籍、欧州のシーズン終了に伴い帰国

 今年1月に浦和レッズからベルギーのシント=トロイデンに期限付き移籍したDF橋岡大樹が、欧州のシーズン終了に伴い帰国。今夏には東京五輪へのメンバー選出の可能性があるだけに、12日から古巣・浦和レッズで練習参加している。

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 橋岡は2017年にユース所属ながらルヴァン杯でプロデビュー。翌年から正式にトップ昇格し、1年目からレギュラーをつかんだ。右サイドバックやウイングバックを主戦場にしながら3シーズン活躍すると、1月からベルギーへと渡っている。

 その橋岡は、昨季まで所属していただけに全く違和感なくチームの中に入り、戦術的なものを除くフィジカルトレーニングなどに参加。選手を入れ替えながら行ったゲーム形式の練習では、ユース出身の若手らとコミュニケーションを取る姿があった。トレーニングの最後にリカルド・ロドリゲス監督の言葉に全員が耳を傾けた場面でも、当然のように選手たちの輪の中で参加していた。

 また、オフ日となった前日はDF槙野智章の誕生日であったため、トレーニング後にはチームから祝福されていた。パーティーグッズを持った紙皿でロドリゲス監督から顔を抑え込まれた槙野は、白い泡で包まれながらも「今年の最後にはタイトルを取って、来年にはACL(AFCチャンピオンズリーグ)の舞台に戻りましょう」とチームメートたちに呼びかけていた。

 浦和は16日にガンバ大阪とのリーグ戦を戦い、中2日でルヴァン杯のグループステージ突破をかけた横浜FC戦、さらに中2日でリーグ戦でのヴィッセル神戸戦が続く。橋岡の練習参加は、リカバリーなどで人数を確保するのが難しい中で古巣とロドリゲス監督の大きな助けになりそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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