想定外の引き分けに「失望している」

「我々は失望しているし、何が起きたのか分からない。我々は前へ進み、来季に向けて準備をしなければならない。監督には常に責任が伴う。ハーフタイムには守備を改善し、インテンシティーを落とさないように話した。我々は2-0でリードしていて、希望を持っていた。あそこから引き分けになるとは予想していなかった」

　もはやアトレティコとレアルの取りこぼしに期待するしかない状況に追い込まれているバルセロナ。想定外だった引き分けという結果を受け、クーマン監督は「我々の目標は残りの3試合すべてに勝つことで、他のチームがポイントを失うことを期待していた。しかし、今はそれが難しくなった」と語り、“他力本願”となった厳しい現実に目を向けた。

　正念場を迎えているバルセロナは次節セルタとホームで対戦。最終節では日本代表FW武藤嘉紀とMF乾貴士の所属するエイバルと敵地で激突する。