「GKチームの勝利」 浦和”18歳守護神”、充実のJ1デビューを呼んだライバルとの“絆”

J1デビューを果たし、2-0の無失点で初陣を飾った浦和レッズのGK鈴木彩艶【写真:Getty Images】
J1デビューを果たし、2-0の無失点で初陣を飾った浦和レッズのGK鈴木彩艶【写真:Getty Images】

浦和ユース出身の鈴木彩艶が仙台戦でJ1デビュー勝利&クリーンシート達成

 浦和レッズのGK鈴木彩艶は、9日に行われたJ1リーグ第13節ベガルタ仙台戦でJ1デビューを果たし、2-0の無失点で初陣を飾った。ファインセーブもあったゲームだが、「高みを目指してGKが一つのチームでやれている」と、そのチーム内での関係性を話した。

 浦和では、2014年にサンフレッチェ広島から移籍加入したGK西川周作が長年にわたってレギュラーを務めてきた。日本代表での実績も豊富で、浦和のGKとしては初めてワールドカップ(W杯)のメンバーに選ばれた経験を持つ。また、先日にはJ1通算500試合出場を達成し、来月に35歳を迎える経験豊富なGKは浦和のゴールを守る顔として認知されている。

 一方で、小学生時代から浦和の下部組織で育った鈴木もまた、クラブの大きな期待を懸けられてきた。ユース所属の高校1年生時点でプロ契約をし、今季が正式なトップ昇格となった。西川が加入した14年にはまだ浦和ジュニア所属で、トップチームのトレーニングマッチの前座試合でプレーして、サイドに正確なフィードを通した姿を西川が見て大絶賛していた光景もあった。

 それから月日が過ぎ、今季はリカルド・ロドリゲス新監督の下で西川がリーグ戦、鈴木がルヴァンカップを任せられてきた。そして、リーグ戦の前節アビスパ福岡戦(0-2)で、西川はミスから失点に絡む場面があり、この仙台戦で鈴木がリーグ戦の初スタメンのピッチに立った。ロドリゲス監督は、その起用についてこう語っている。

「西川に関して、これまで悪かったわけではない。前回の試合でミスはあったけれども、大分トリニータ戦ではチームを救うビッグセーブをしてきた。ただ、ここまでの練習や彩艶がルヴァンカップでやってきたプレーを見たなかで、良いプレーをしていることを評価して彼の起用に踏み切った」

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