“ジダン効果”で完全復活のレアル 19試合で勝ち点50、61得点は直近の優勝シーズンの数字に匹敵!

終盤戦に入り表れ始めた”ジダン効果”

 こうしたレアルの復調ぶりを、同紙は“ジダン効果”と表現。そしてレアルが、直近でリーガ優勝を果たした2011-12シーズンのモウリーニョ監督の成績と比較している。このシーズンでレアルは4年ぶり32回目の優勝を果たしたが、38試合の成績は32勝4分2敗の勝ち点100、得点数は121に上った。単純計算とはいえジダン監督が率いた19試合と照らし合わせると、勝ち点数、得点数ともにほぼ同じペースで積み上げていると説明している。

 首位バルセロナとの勝ち点差を1まで詰めたとはいえ、宿敵の結果次第では最終節で勝利しても4年ぶりとなるリーガ制覇の夢は潰える。それでもジダン監督は緊急事態のなかで結果を残しただけに、マドリディスタの支持も高まっているのは間違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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