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ジダンがレアル史に燦然と輝く名将の領域へ 11連勝で歴代4位のモウリーニョに並ぶ
歴代最多はミゲル・ムニョス時代の15連勝
ジデネィーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードが、クラブ史に残る記録に着々と近づいている。8日のリーガ第37節バレンシア戦を3-2で制して、リーガ11連勝を達成。スペイン紙「AS」によると、ジョゼ・モウリーニョ元監督時代の11連勝に並び、クラブ史上最多連勝の「15」にあと4と迫っているという。新任のフランス人指揮官が、かつてレアルを率いた名将と肩を並べつつあると報じている。
バレンシア戦では、前半26分にブラジル代表DFマルセロの横パスを受けたFWクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで横に持ち出すと右足を一閃。痛烈なグラウンダーのシュートでゴール左隅に突き刺した。同42分には負傷から復帰したフランス代表FWカリム・ベンゼマが、相手のクリアミスを拾い追加点を挙げる。後半10分にバレンシアに1点を返された4分後、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのスルーパスを受けたロナウドがこの日自身2点目をゲット。その後バレンシアに再び1点差とされたが逃げ切った。
ここ数試合のレアルは薄氷を踏むような試合運びやシーソーゲームが多いとはいえ、曲者バレンシアも下してリーグ戦11連勝となった。リーガ最多32度の優勝を誇る“白い巨人”の長い歴史のなかでも、この連勝記録は5度しか達成されていない大記録だ。クラブ史上最多連勝記録は半世紀前の1960-61シーズン、ミゲル・ムニョス監督の下で達成されたもので、21世紀に入ってからも名将の名前がずらりと並んでいる。
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