レアルがリーグ戦11連勝! 大逆転優勝に望みも“疑惑のゴール”が波紋呼ぶ

バレンシアに3-2と勝利も、2点目のシーンで疑惑の判定が…

 レアル・マドリードは8日の本拠地バレンシア戦で、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドの2発で3-2の勝利を飾った。2位アトレチコ・マドリードが2部降格の決まった伏兵レバンテに敗れて優勝争いから脱落するなか、首位バルセロナとの優勝争いは最終節まで持ち越しとなった。だが”白い巨人”の勝利に、疑惑の声が上がっている。

 前半42分にフランス代表FWカリム・ベンゼマが追加点を決めた。左サイドをドリブルで崩したロナウドが中央にクロスを入れたが、ここに走り込んだベンゼマはすでにオフサイドポジションにいた。このシュートは相手GKが防ぎ、こぼれ球もDFがヘディングで一度クリアしたが、MFトニ・クロースがボールの落下地点にプレッシャーをかける。相手選手の足に当たったボールは、再びオフサイドポジションにいたベンゼマに渡り左足でトラップ。反転しながら右足でゴールを決めた。

 一度目のシュートの時点でのあまりに明確なオフサイドは、レアル寄りの地元紙「マルカ」も看過できなかったようだ。「論争の的 ベンゼマのゴール」と試合の速報で取り上げている。「フランスのストライカーは2点目を決めたが、カウントされるべきではなかった。28歳は明らかにオフサイドだったが、笛は鳴らなかった。レアル・マドリードはハーフタイム、2-0リードでドレッシングルームに向かった」と報じている。

 

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