”トップ下”本田のサイドに流れるプレーに伊紙が苦言 「スヌーピーの毛布のように不足」

低調なミラン攻撃陣を断罪する地元紙 「醜く、遅く、つまらない」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、1-0で勝利した7日の敵地ボローニャ戦でトップ下としてスタメン出場し、後半39分までプレーした。長い時間を数的優位で戦った試合は、ミランが1-0で勝利したものの、決定的な仕事ができなかった背番号「10」は、イタリアメディアからサイドで起点を作ろうとしたプレーについて「スヌーピーの毛布」と苦言を呈されている。地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 本田は4-3-1-2システムのトップ下を務めた。前半12分で数的優位に立ったミランは、同40分のFWカルロス・バッカのPKでのゴールで勝利を収めた。

「ミランはまだ生きている。開始12分に数的優位に立ち、そして醜かったが6位に戻った」

「ミランはなんとかヨーロッパによじ登っているが、醜く、遅く、つまらない。しかし、サッスオーロを抜いた」

 記事では試合内容の悲惨なまでの乏しさについて、このように評されている。そんな試合で、本田のプレーもまた厳しい評価を受けている。平均点以下の5.5点となった。

「バロテッリの不在で、中でより脅威となるはずが、サイドに出ては『スヌーピーの毛布』のように不足してしまう。ルイスにいいボールを渡した後、交代させられた」

 

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