相次ぐ各国キーマンの負傷離脱… ベルギー代表主将がEURO欠場を表明
CLレアル戦で鼠径部を負傷したコンパニが、EURO出場を断念
この夏の欧州選手権(EURO)での活躍が期待された主力選手の離脱が相次いでいる。マンチェスター・シティのベルギー代表DFヴァンサン・コンパニは鼠径部の負傷によって戦列を離れた。これにより、6月にフランスで開催されるEUROを欠場する見込みとなったことを、自身のFacebookを通じて発表した。
コンパニは4日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦のレアル・マドリード戦(0-1)に先発出場したが、前半10分で途中交代していた。今シーズンも負傷に悩まされてきたセンターバックは、今季の公式戦57試合のうち22試合でしかプレーしていなかった。
コンパニは7日、病院のベッドの上から自身のFacebookを更新。「私はEUROを欠場することになる。私にとって本当に悲しいニュース」と、EUROを欠場することを発表。苦しい胸の内を明かしていた。
ベルギーは近年FIFAランキングでも1位に立つなど躍進。EUROでは優勝候補の一角として名前が挙がっていた。そのなかでキャプテンを務めるコンパニは大舞台に立てなくなってしまったが、投稿の最後に「ネバーギブアップ」と綴り、不屈の精神を示した。
コンパニの他にも、イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオや同MFマルコ・ヴェラッティ、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンらも、すでにEUROの欠場が決まっている。相次ぐキーマンの負傷という残念なニュースが続いてしまった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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