EL王者セビージャが獲得に関心を示すハノーバー清武 ブンデス公式で今季5度目のMOMに選出!

ホッフェンハイム戦で決勝点をマーク

 ハノーバーの日本代表MF清武弘嗣が、7日のホッフェンハイム戦で決勝点を上げた。ブンデスリーガ公式サイトのドイツ語版で、自身の記録に並ぶシーズン5度目のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。チームは2部降格が決まっているとはいえ、スペインの強豪セビージャからの関心も伝えられる背番号「10」が存在感を示した。

 清武は前半28分に右サイドのクロスをエリア内で受けると、ワントラップから左足でシュート。DFにクリアされかけたものの、そのままラインを越えた。清武の得点がこの試合唯一のゴールとなり、ハノーバーは今季のホーム最終戦で白星を上げた。

 今季は21試合出場で5得点6アシストと、得点数でも昨季に並び、降格の憂き目にあったハノーバーのなかで気を吐いた。今季序盤の3試合と中盤戦に負傷で長期離脱しながら、今季5度目のMOMを獲得。ハノーバーはシーズンを通して7勝しか挙げられなかったが、そのうち清武不在の12試合ではわずか1勝(1分10敗)と、その存在の大きさがうかがえる結果となっている。

 UEFAヨーロッパリーグ2連覇中で、今季も決勝に進出したスペインの強豪セビージャが獲得を狙っているとの噂もある清武。高精度のFKと正確なパスはもちろん、自らゴール前に迫っていくプレーも頻度を増した。成長を続ける26歳はこの夏、さらなるステップアップを果たすことになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング