トッテナム、モウリーニョ監督の解任を正式発表 今季プレミア7位、EL16強敗退と低迷
カラバオ杯決勝前の解任を英紙は驚きをもって報道
プレミアリーグのトッテナムは19日、クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の解任を、クラブ公式サイトで正式発表した。
今シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の有力候補に挙げられていたトッテナムだが、32試合を終えたプレミアリーグでは7位と期待に沿う結果を出せていなかった。UEFAヨーロッパリーグ(EL)でもラウンド16第1戦で2-0のリードを奪いながら、第2戦でディナモ・ザグレブに0-3の逆転負けを喫し、姿を消している。
英紙「テレグラフ」によると、「16日に行われたプレミアリーグ第32節のエバートン戦を2-2で引き分け、7位という順位になった結果、ダニエル・レヴィ会長はモウリーニョ監督の解任を決断した」という。
モウリーニョ監督は2019年11月に解任されたマウリシオ・ポチェッティーノ監督の後を継いでチームの指揮を執り、昨季プレミアリーグで6位に導き、EL出場権を獲得していた。しかし、今シーズンはリーグ戦、ELと思うような結果を残せていなかった。それでも、21日にはサウサンプトンとのリーグ戦を控えており、カラバオカップではチームを決勝に導いているため、このタイミングでの解任は驚きをもって報じられている。
なお、今週末のカラバオカップ決勝で、マンチェスター・シティと対戦することになっているトッテナムには、2008年以来となるタイトル獲得に期待が集まっているが、新監督が決まるまではトップチームのコーチを務めるライアン・メイソン氏とクリス・パウエル氏が指揮を執る見込みだという。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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