メディアのロナウド獲得に関する質問に「イエス」

　マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督がレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得の可能性を明言。今夏の移籍市場で1億5000万ポンドをつぎ込んだオランダ人指揮官はさらなる大金を投入し、かつてのエース奪回に動き出すことになりそうだ。英地元紙デイリー・テレグラフが報じている。

　マンUのロナウド獲得に関する報道は今夏の移籍市場閉幕直後から流れているが、この動きをオランダ人指揮官は認めた。

　レスター戦を控えた19日の記者会見でファン・ハール監督は「ロナウドをマンUに復帰させることは可能か」という質問を受けると「イエス」と即答した。だが、「紙面上で交渉は行われているが、メディアがロナウドを獲得するわけではない」とも話している。

　ロナウドは2009年にサッカー史上最高額の8000万ポンドでレアル・マドリードへと去った。昨年5年契約を結んだばかりで、マンUが至宝を奪回するには違約金が必要となる。だが、今夏の移籍市場でも英国史上最高額の移籍金でレアル・マドリードからアルゼンチン代表MFディマリアを獲得するなど、湯水のように資金を投入するオランダ人にはさらなる大出血にもさしたる迷いはなかった。