怒りの告発か、CL敗退の責任押し付けか… 来季マンCに去るペップ監督が突如暴露「バイエルンにはスパイがいる!」

メディカルスタッフへの八つ当たりが独メディアに流出

 「私は来季はここにいないから、私にとっての問題ではない。でも、バイエルンにとっては問題だ。3年間の間に何度も起こった」名門の足を引っ張る行為が何度も行われていたと痛烈に批判している。

「私が選手やスタッフに意見を言うのはふつうのことだ。しかし、ここには私を傷つけようとする人間もいるんだ。おそらくその人間は来季もここにいるだろう。彼らは私ではなくクラブやチームを傷つけているということに気が付かないだろうね。私はここからいなくなる。これはクラブの問題だ」

 今夏に契約満了を迎えるグアルディオラ監督はイングランドへ渡る。後任にはイタリア人名将カルロ・アンチェロッティ監督が就任することが決まっている。

 CLこそ手が届かなかったものの、在任期間の3年間で2度のリーグ優勝や1度のDFBポカール優勝など多くのタイトルを獲得。今季もブンデスリーガ史上初の4連覇と2度目ポカール制覇にあと1勝と迫っている。ポジションやシステムにとらわれない革新的なスタイルでクラブの歴史に名を残すだけのインパクトを残した名将だが、負けた際のメディカルスタッフへの風当たりの強さは問題視されていた。怒りの告発か、八つ当たりか。

 潔く負けを認めることの少ないスペイン人指揮官のスパイ告発は欧州で大きな波紋を呼んでいる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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