「超デジャヴ」 川崎DF山根、福岡戦ゴラッソは昨季の再現!?…比較映像にファン驚愕

川崎DF山根視来【写真:高橋 学】
川崎DF山根視来【写真:高橋 学】

川崎DF山根、福岡戦でワンツーから抜け出しゴール…昨季仙台戦の一撃と瓜二つとJ公式が注目

 川崎フロンターレは14日、AFCチャンピオンズリーグの日程変更に伴って前倒しで開催されたJ1リーグ第19節アビスパ福岡戦に3-1で勝利し、開幕11戦無敗(10勝1敗)とした。その一戦で勝利を決定づける一撃となった日本代表DF山根視来のゴールシーンについて、Jリーグ公式ツイッターが「このゴール、一度見たことがある…?」と映像付きで注目している。

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 開幕5連勝を飾った川崎は、3月17日のヴィッセル神戸戦こそ1-1で引き分けたが、その後再び連勝街道を驀進中。開幕から10戦無敗(9勝1分)で迎えた福岡戦では、過密日程を考慮してスタメンを入れ替えるなかでも“王者”としての強さを見せつけた。前半19分にFW遠野大弥が先制点を奪うと、相手の芸術的なFKで同点に追いつかれるものの、後半10分にFW知念慶が勝ち越しゴールを奪う。1点差のままゲーム終盤を迎えたなか、勝負を決めたのは3月に日本代表に初選出されるなど飛躍を続ける山根のゴールだった。

 後半アディショナルタイム5分、山根が敵陣右サイドからドリブルで斜めに中央へ向かって運ぶと、ペナルティーエリア手前で左斜め前方にいたFWレアンドロ・ダミアンにパスを送る。L・ダミアンはこれを右足ヒールパスでフリックすると、ボールはペナルティーエリア内にいた相手DFの間を抜け走り込んだ山根の足下へ。攻撃的サイドバックは迷うことなく左足を振り抜き、ニアサイドをぶち抜いてダメ押しの3点目を決めた。

 2人の連係で相手6人の守備網を完璧に破る見事なゴールとなったが、Jリーグ公式ツイッターは「あれ!?このゴール、一度見たことがある…?」と綴り、2020年シーズン第6節ベガルタ仙台戦(3-2)の後半14分に生まれた一撃と似ていると指摘し、比較映像を公開している。昨季仙台戦でも敵陣右サイドから山根が斜めにドリブルを開始し、ペナルティーエリア手前で左にパスすると、FW小林悠が右足でヒールパス。山根との絶妙なワンツーになると、最後は左足をダイレクトで振り抜いて決めている。

 ドリブルのコース、ワンツーのタイミングなど瓜二つのゴール動画を受けてファンも反応。「超デジャヴ」「もはや笑うしかない」「まさに既視感」「フロンターレが最強たる所以」「再現性のあるゴールを決められるのは強い」「パスandゴーの基本がどれほど重要かわかる」など驚きと称賛の声にあふれていた。

 これが今季リーグ戦での初ゴールとなった山根だが、周囲とのコンビネーションを見る限り、昨季の4ゴールを上回る予感も漂っている。

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