バイエルンCB、来季プレミア帰還の可能性浮上 トッテナムとの接触を海外報道

今季限りでバイエルンとの契約が満了するバイエルンDFジェローム・ボアテング【写真:AP】
今季限りでバイエルンとの契約が満了するバイエルンDFジェローム・ボアテング【写真:AP】

10年に渡ってバイエルンの守備を支えたベテランDFボアテングの獲得に名乗り

 ジョゼ・モウリーニョ監督率いるトッテナムは、31試合を終えた時点での総失点がリーグ5位タイ(35失点)となっている。現在の順位は14勝7分10敗の7位で、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ取りこぼしが許されない状況にあるなか、今季限りでバイエルンとの契約が満了を迎えるベテラン選手の獲得に動く可能性を、衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じている。

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 トッテナムが関心を示していると報じられたのは、バイエルンの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングだ。ボアテングとバイエルンの契約は、2021年6月30日まで。すでにクラブは契約更新のオファーを出さない声明を発表しており、11年にマンチェスター・シティから加入して以来、10シーズンを過ごしたクラブを離れることが確実となっている。

 同じプレミアリーグのアーセナル、チェルシーに加え、バルセロナもボアテングに関心を示しているとされるなか、記事では「ボアテングとトッテナムは、移籍の可能性を探るために、すでに話し合いを行った」と指摘され「現在、バイエルンで週給21万ポンド(約3200万円)を得ており、トッテナムに加入すれば、クラブで最も稼ぐ選手の1人になる」と報じている。

 ボアテングはバイエルンで350試合以上に出場。ブンデスリーガで8度、ドイツカップでは5度の優勝を経験し、ドイツ代表の一員として2014年のワールドカップを制した実力者だけに、トッテナムに加入すれば、守備面に安定感と経験をもたらすことが期待されている。

 結果が出ていないことから、モウリーニョ監督の去就も取りざたされているトッテナムだが、世界有数の実力者を獲得することができるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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