遠藤航は「ベストプレーヤーだった」 独地元紙、痛恨の敗戦もチーム最高タイ評価

シュツットガルトの日本代表MF遠藤航【写真:Getty Images】
シュツットガルトの日本代表MF遠藤航【写真:Getty Images】

シュツットガルトはドルトムントに2-3敗戦、遠藤はチーム2位の走行距離を記録

 日本代表MF遠藤航は、現地時間10日に行われたブンデスリーガ第28節ドルトムント戦(2-3)で先発フル出場を果たした。チームは競り負けたものの、独地元紙からは「チームのベストプレーヤーだった」と高評価が与えられている。

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 ドルトムントをホームに迎えたシュツットガルトは、前半17分にFWサーシャ・カライジッチのゴールで先制。しかし、後半開始早々に2点を奪われて逆転されると、同33分にMFダニエル・ディダヴィのゴールで追いついたが、直後の同35分にドルトムントMFアンスガー・クナウフに決勝ゴールを許し、2-3で敗れた。

 昨年12月12日に行われた対戦では5-1で大勝している相手に痛恨の逆転負けを喫したシュツットガルトだが、その中にあって遠藤はチーム内2位となる走行距離11.36kmを記録するなど攻守にわたって奮闘。地元紙「シュツットガルター・ツァイトゥング」も、「カラジッチの先制点の場面では、ボールを受けてからターンし、素早くパスを展開してゴールの起点となった。前に後ろにと多くのアクションをこなしていて、いつものエンドウだった。ドルトムントの3点目の場面では、ゴールを決めたアンスガー・クナウフをしっかりと抑えることができなかったが、彼はこの日もシュツットガルトのベストプレーヤーだった」との寸評で遠藤のパフォーマンスを称えるとともに、チーム最高タイとなる評価点2(6段階評価、1が最高点、6が最低点)を与えている。

 シュツットガルトは、17日にウニオン・ベルリンとのアウェーゲームを控えている。ドルトムント戦での敗北で順位は9位に落ちたものの、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得圏内である6位レバークーゼンとの勝ち点差はわずか4。このまま出場権争いに踏みとどまるためにも連敗は許されない状況であり、遠藤にも再びチームの牽引役となるパフォーマンスが求められてくるだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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