J1の“蹴り入れ疑惑”、「当たった場合」と「当たっていない場合」の妥当な判定は?

当たっていた場合は一発退場 当たっていない場合は双方にイエローカードが妥当か

 そして、2006年のドイツ・ワールドカップなど国際舞台でも審判を務め、日本サッカー協会(JFA)のトップレフェリーインストラクターも担う廣嶋禎数氏は、「もし当たっていたとしたら?」との問いに対して、このように答えている。

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「(接触の)強度の違いはあったとしても、ちゃんと当たっているなら(レッドカードで)退場だと思う。ただ、当たっていなかったとしても、あの行為は絶対良くない。ボールとまったく関係のないところで明らかに蹴りに行ってるので、それはスポーツマンシップに反する行為として警告は出すべきだと思う。(主審も)ほぼほぼ当たってるかどうか、かすったくらいの判断でイエローカードという判断だったと思う」

 その一方で、「当たってなかったとしたら?」というシチュエーションに関しては、「両方にカードが出るでしょうね。大久保選手は当たっていないのにシミュレーション、ファン・ソッコ選手は蹴りに行った行為はスポーツ選手として許せない」と語り、両者に警告が妥当としていた。

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