「日本から9時間のフライトが…」 南野、欠場の背景を英指摘「疲労を抱えていた」
南野が出番なしに終わったなか、サウサンプトンはバーンリーに3-2で逆転勝利
サウサンプトンは現地時間4日、プレミアリーグ第30節バーンリー戦で3-2と打ち合いを制した。ベンチスタートの日本代表MF南野拓実は出番なしに終わったが、英地元紙は「南野を含むクラブの最重要スターの大半が代表ウィーク消化後、疲労を抱えるなか、今週のトレーニングセッションに耐えた」と指摘している。
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南野は今年2月、シーズン途中にリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍。チームは直近のリーグ戦12試合で10敗を喫しており、残留争いに本格的に巻き込まれている。そのなかで南野は3月25日の国際親善試合・韓国戦(3-0)、30日のワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(14-0)の代表活動を終えた後、サウサンプトンに再合流していた。
今後を占う下位対決となったバーンリー戦で南野はベンチスタートになったが、南野は出番なし。試合は2点ビハインドの状況から、3連続ゴールでサウサンプトンが大逆転劇を演じた。勝ち点を「36」に伸ばし、降格圏の18位フラムとの勝ち点差を「10」に広げ、残留争いから一歩抜け出すことに成功している。
そんななか、英メディア「Hampshire Live」は試合直前に「リバプールから期限付き移籍中の南野を含むクラブの最重要スターの大半が代表ウィーク消化後、疲労を抱えていたなか、今週のトレーニングセッションに耐えた。南野は日本から9時間のフライトがあり、金曜日のセッションに参加していた」と説明していた。
また、記事では試合前のラルフ・ハーゼンヒュットル監督のコメントを紹介しており、「南野は様子を見なければならない。トレーニング中、彼は少し疲労感が出ていた。ただ、これが正常な姿だと思う」と、ハードスケジュールと長距離移動により疲労感が拭えない状態だったと明かしている。
残りのシーズンに向けたラストスパートに向け、南野を温存する判断を下したようだ。