ジダンから信頼されない”問題児”ハメス 出場時間の割合が前体制を下回ることが判明

ソシエダ戦で公式戦4試合ぶりに先発したレアルの10番

 レアルマドリードのコロンビア代表ハメス・ロドリゲスは、4月30日に行われたリーガ第36節のレアル・ソシエダ戦(1-0)に公式戦4試合ぶりの先発出場を果たした。ラファエル・ベニテス前監督時代に素行不良などが伝えられ、ジネディーヌ・ジダン監督の就任以降は改心しつつあるが、ピッチに立った時間数の割合では、前体制時よりも低くなっていると、スペイン紙「AS」が伝えている。

 26日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦のマンチェスター・シティ戦、レアルはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを負傷で欠き、FWカリム・ベンゼマもひざの負傷で前半途中に交代するなど野戦病院と化した。

 しかしハメス・ロドリゲスには最後まで出番が回ってこなかった。CLの直近2試合も先発落ちと、レギュラーの座をクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースのふたりから取り戻せないでいる。

 同紙によると、ハメスは出場時間数で見るとベニテス体制時代の方が起用されていたという。ベニテス監督時代は試合時間の総計1260分に対して713分、割合にすると56.5%に上っていた。一方でジダン政権下では、ソシエダ戦前までの1980分に対して911分と、46%にまで低下する。

 

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